ハイエース DIY 【スロコン/クルコン取付②】
pivotのスロコン/オートクルーズ取付編です。
コントローラーの埋め込みが完了しましたので
本体を取付けていきますd( ̄  ̄)
①ステアリングコラムカバーの分解
先ずはステアリングコラムカバーを留めている
T25ビスを2本外しますd( ̄  ̄)
上下へ引っ張ればコラムは外れます。
②バッテリーのマイナス端子を外す
これは基本中の基本❗️
電装品を触る際は面倒でも必ず行いましょう❗️
5分程待ったら作業開始です( ̄∀ ̄)
③ステアリングの分解
ステアリングのサイドカバーを外して
エアバッグ固定用のT30ボルトを緩めます。(脱落防止構造なので完全には外れない)
左右にありますのでご注意ください。
ボルトを緩めるとエアバックが外れますので
一度エアバックを傾けて配線を外します。
オレンジ色コネクタ中央に黄色のロック機構が
あります。黄色のフタみたいな奴を浮かせて
ロックを解除します。
解除したらコネクタを外してホーンの線も
抜けばエアバック取外し完了です。
次にホーン用の配線を外します。
④コネクタ配線の改造
別途手配したステアリングスイッチ用配線と
外したホーン用配線を合体させます。
上がステアリングスイッチ用コネクタ
下がホーン用コネクタ
ステアリングスイッチ用コネクタの
空きスロットへホーン用配線を移設します。
元のコネクタを参考に同じスロットへ配線を
移設してくださいね。
配線を外す際は黄矢印の部分にロック機構が
ありますので先の細いマイナス等で
ロックを解除してから配線を抜いて下さい。
配線のピン部分にもロック機構がありますので
針などを使いロックを解除してから
抜いて下さい。
ホーン用コネクタは今後使うこともないと
思いますので抜けない場合は
コネクタを破壊して下さい。
移設先のステアリングスイッチ用にも同じく
黄矢印部にロック機構が有りますので
解除してからホーン配線を差し込んで下さい。
しっかり差し込んだらパチンとロックします。
軽く引っ張ってみて抜けなければ大丈夫です。
※ステアリングスイッチ用コネクタの黒線は
アースなのですがステアリング内部での
アース取りは行わないようにして下さい。
動作不安定の原因になります。
必ず⑥に記載の注記を参考にリペアハーネスを使ってボディアースをして下さいd( ̄  ̄)
⑤ステアリング内へ部材取付け
移設作業も完了しましたら
クルコンレバー、コネクタをステアリング内へ
取付けします。
クルコンレバーの配線は固定用クリップが
ありますのでそこへ差し込んで下さい。
今回はついでにシェイクダンパーも付けました
必要部材の取付けが終わったら
エアバック等を戻してステアリングの作業は
完了です。
⑥スロコン/クルコン本体の取付
ステアリングコラム下側にクルコンレバー信号用のコネクタがありますので作業し易いよう
コネクタを抜きます。
黒コネクタが対象のコネクタなのですが
黄色コネクタを外さないと抜けないように
なっていますので先ずは黄色コネクタを
抜きます。
このコネクタはロック解除機構を押しただけでは抜けません。押しながら下へスライドさせるとロックが解除され抜ける構造です。
黄色コネクタが抜けたら黒コネクタも抜きます
クルコンレバー信号は上の写真でいうと
左下の空きスロット部でございます。
ここにリペアハーネスを差し込みます。
このコネクタも白いロック機構がありますので
解除してからリペアハーネスをさして下さい。
リペアハーネス差し込み完了時です。
この線はスロコン本体へ接続します。
注記
年式により写真白色線がない場合があります。
その場合は写真白色配線部(クルコン信号線隣)にもう1本リペアハーネスを差し込みボディアースして下さいね。
作業が終わったらコネクタを戻します。
次に車両側からブレーキ電源、ブレーキ信号、車速信号、リバース信号を取り出します。
ブレーキ関連はブレーキハーネス BR-2
にて分岐できます。
スロコン本体の赤線をブレーキハーネス青線に
スロコン本体の灰線をブレーキハーネス黄線に
ブレーキハーネス残りの線は不使用なので
纏めて絶縁させて下さい。
車速信号線をスロコン本体オレンジ線に
リバース信号をスロコン本体ピンク線に
リバース信号取らない方もチラホラ拝見しましたがこれは必ずやって下さいd( ̄  ̄)
バック時には全ての設定を無効に出来る機能が作動するので安全です。
スロコン本体の白線を追加した
リペアハーネスに
スロコン本体の黒線をボディアースに
次にアクセルコネクタを
車種別ハーネス TH-1Aにて分岐します。
アクセルコネクタはキーOFF後
15分程待ってから抜かないと警告灯点灯の
原因になりますのでしっかり待ちましょう。
次にスロコン本体を固定するのですが
私からワンポイントd( ̄  ̄)
分かると思うのですが冬場など気温が低い時期は車中泊するとフロント周りが結露します。
車内とボンネットを隔てる壁面も鉄板剥き出しのためガラス同様、結露しております。
後付けの電装品をこの壁面へ取り付けするのは
あまりオススメ出来ません( ̄▽ ̄)
場合によってはショートしますからd( ̄  ̄)
我が家はETC上部に本体を固定しました^_^
あとは本体へ各コネクタを接続して
通電テストを行い外したパーツを元に戻して
取付作業は完了です❗️
最後に本体の設定をします。
取説記載の初期設定、レベル調整を行います。
車速パルス設定は製品出荷時の設定が
P-4となっていますのでそのままでOKです。
ハイエースの設定値はP-4です。
設定作業後にテスト走行を行い
各モードが正常に動作していることを確認出来れば完了です(^ω^)
純正とまでは言えませんが後付け感は埋め込んだおかげで緩和されたと思います^_^
こっちは純正流用なのでバッチリ(^ω^)
取付後のレビューですが
スロコンは走りが激変します❗️
試しにSP5で走行したのですが
ヘビー級のハイエースなのに加速時は
Gを感じます(笑)
普段はECO3で乗ってますが私の走り方なら
ECO4でも問題ないかも( ̄∀ ̄)
クルコンはやはり高速では必要ですねd( ̄  ̄)
ハイエースに乗り換えてクルコンなしの運転をしばらくしていましたが有ると無いとでは
大違いです!足の疲れ方がまるで違います!
長距離移動が楽になります(^ω^)
燃費は期待したほど伸びませんでしたがσ^_^;
高速道路運転にて1000kmごとに設定速度を変えて2000kmほど走った結果ですが
設定速度 100km/h 平均燃費 8.9km/L
設定速度 80km/h 平均燃費 9.8km/L
(検証時はフル乗車、荷物も沢山でした)
登りが多い道のりでしたのでエンジンが
そこそこ唸ってましたが10km/Lは超えてほしかったのです...
(ハイエースって無駄に回転数高いですよね)
残念な結果になってしまいました(T ^ T)
ヘビー級の重さなので仕方ないですが
機会があればレベル調整かえて検証してみます
運転は楽になったので良しとします(^ν^)